メニュー

News・Blog
ニュース・ブログ
ホームニュース・ブログ社長ブログ(第21回)「名護市視察について」

2026.04.06 社長ブログ

社長ブログ(第21回)「名護市視察について」

 

目次

  • 名護市視察ツアー参加の背景
  • ツアー1日目
  • ツアー2日目
  • 最終日とツアーを終えた感想

名護市視察ツアー参加の背景

今年の2月12日~14日で沖縄県名護市の視察ツアーに招かれ、当地を訪問してきました。これは名護市が企業誘致の一環で、金融系やIT系の企業を招き、当地に企業を誘致し、人材面等で関係を築く目的のために、毎年行っているものになります。今回は川崎市産業振興財団の担当者の方から連絡があり、訪れてきました。尚、今回の旅費(飛行機、宿泊費)は、すべて名護市にご負担いただいたものになります。

※名護市企業集積施設見学ツアー:(https://it-bridge.okinawa/event/17381/)

弊社はIT系ですが、名護市に縁もゆかりもなく、私も観光で訪れたことは1~2度ありますが、そこまで前向きには捉えていませんでした。ただ人材は常日頃探していますし、財団の方にはお世話になっていて、今後の話のネタとしてはいいのでは、という軽い気持ちで参加を決めました。

2月12日の13時に那覇空港に着いたところ、今回は12社ほどの企業が参加することがわかりました。東京から7社、大阪、兵庫から各1社、沖縄から1社、残り4社が川崎の企業で、財団紹介の会社が弊社含め3社ありました。川崎からは、毎年3社ほどが参加しているようで、この視察ツアーに川崎の企業が参加し始めて3年目とのことでした。この背景は、名護市長と元川崎副市長の三浦さんが懇意にしていたことから始まったようで、この三浦さんは、以前川崎起業家オーディションで弊社に賞を授与いただいた方で、その後定年を迎え、いろいろな会合でお会いする間柄の方です。


※社長ブログ(第9回)参照:(https://glocalma.jp/blog/president/blog_240417/)

ツアー1日目

空港集合の後、バスに乗り込み、行程表等一式の資料をいただき、ツアーが開始します。バスガイドさんの案内で、1時間半ほど掛けて、那覇空港から名護市に向かいます。以前、恩納村に観光で行ったこともあり、わかっていることとしては、沖縄は電車がなく、車移動が主流なので、縦に長い沖縄移動はまあまあ時間がかかるということです。ただ左右に風光明媚な海岸や街並みがあるので、飽きはしないのですが、沖縄県民の方々の渋滞苦労話をよく耳にしますので、日々の移動は大変なのかなあと思います。バスガイドさんがいろいろとお話してくれた中で、鮮明に覚えていることは都道府県の大きさの話です。大きい県は、昔から北海道や長野県など頭に残っていて、小さい県はそれほど意識したことがなかったのですが、一番小さいのは香川県、次いで大阪府(かつては大阪府が最も小さかったが、埋め立てにより面積が増加し、香川県が1位になったとのこと)で、沖縄県は4番目に小さい県とのことでした。驚いたことに小さいランキング3番目が東京都で、神奈川県は5番目に小さい県とのことでした。東京も神奈川もそれなりに大きいと感じていたのですが、小さい方から数えた方が早いのは知らなかったことです。

そんな話を聞きながら最初に着いたのが、Newワーケーション施設(Nago Sunset office Msix)です。風光明媚なワーケーション施設で、ツアーの背景もあまり理解していない中、降りたので、何のために降りたのかよくわかりませんでしたが、多分通り道ということと、いきなり会議を始めるより、まだ開所前の綺麗な施設を見てもらうのが良いだろうという趣旨だったのではないかと感じます。

写真を撮影したので、貼っておきますが、とてもきれいな場所で、風通しもよく、海も目の前ですので、気持ちはいいのですが、ここだと逆に働くというより、のんびりしてしまうのでは、と思って眺めていました。すぐにお酒が飲みたくなるような場所でした。

 
 
 
 

その後、名護市マルチメディア館で、意見交換会という名のもと、

沖縄県商工労働部の方から 企業立地推進について
名護市地域経済部の方から 名護市の取り組み
ハローワーク名護の方から 名護・北部地域の求人状況および助成金等

についての説明がありました。
沖縄県名護市は金融・情報通信産業の集積に向けて、

平成12年(2000年) 構想を開始
平成14年(2002年) 国内唯一の「金融特区」「情報特区」として指定

その後、

平成26年(2014年) 経済金融活性化特別地区に指定
令和4年(2022年) 経済金融・情報通信業企業誘致推進計画の策定・公開
令和5年(2015年) 実行計画を策定・公開と金融、情報業の企業誘致に積極的に取り組まれている

といった話を受けました。そのような流れで、情報サービス業である弊社にもお声が掛かり、見学ツアーに招待いただき、視察につながるという流れになります。よって今回は当地に出店を検討いただくために、ハローワークを含め、人材活用を中心とした施設を多く見学することになります。

初日は上記、意見交換会終了後、又吉観光農園レストランで、歓迎レセプションがあり、名護市に事務所を置き、成功を収めている企業の代表者の方2~3人も参加され、話を聞いたり、自己紹介したりと名護の料理を食べながら、楽しい時間を過ごしました。

 

その後、滞在ホテルに移動しますが、今回は日本ハムファイターズのキャンプ日と重なったこともあり、名護市でまとまった人数のホテルを取ることができなかったようで、名護市と反対側の北端に位置する今帰仁村(なきじんそん)の「リゾートホテル・ベル・パライ」という少々離れた場所のホテルに滞在しました。バスで30分ぐらいの距離になります。

名護市からバスで30分、約15kmの距離なので、まあまあ人影も少なく、ホテルも1990年設立ということで、少々古くはなってきていますが、部屋は大きく、目の前が素晴らしい海岸線で、とても快適に過ごすことができました。これは見た人しか味わえない素晴らしい光景でした。(途中、昨年7月に開業したジャングリア沖縄の横を通過します。)

 

 
 
 

 

 

あっという間に1日目が終わり、2日目に入ります。

ツアー2日目

2日目は朝8時過ぎにホテルまでバスが迎えに来てくれました。

  • 名護市マルチメディア館視察(特区施設概要&インキュベート施設)
  • みらい3号館 の視察(リニューアル説明)
  • みらい5号館の視察を兼ねて、立地企業との座談会

と午前中から、いろいろなイベントが目白押しです。
1日目の観光レセプションにも参加された立地企業の方や、その他の方のご説明もお聞きしましたが、やはり名護市と縁のある方が尽力されている感じがしました。名護が好きというか、好きだからのめり込んだともいえる感じがしました。

その後、国立沖縄工業高等専門学校を訪問し、担当官の方の説明を受けました。ここは面白かったですね。高専ということもあり、とてもユニークな教育をいろいろしていて、特に目に留まったのはリアルな飛行機エンジンが置いてあったことです。

 
 
 

 

 

2018年にJTAが沖縄高専と連携協定を締結した記念に寄贈されたもののようで、約30年にわたって沖縄の空を飛び続けたエンジンが教材として使われていました。

沖縄高専には航空技術者プログラムという航空整備士及びエンジニアを育成するユニークなプログラムもあり、航空機の整備需要の高まりから、航空産業に人材を輩出する高等教育機関としての役割を担うのが設置理由のようです。

またほぼ7割の学生が寮から通うようで、1年制、2年制はほぼ全員が入寮するようです。
そのような話をお聞きしながら校内を見学して、ランチタイムとなります。

昼食は名護曲レストランという、名護の郷土料理を食することになります。
メニューは以下の4つ。ヤギ汁定食が名物のようですが、臭いが凄いようで、私は挑戦する勇気がなく、おまかせ御膳をいただきました。「てびち」という豚足の煮物を中心にいろいろな郷土料理を味わうことができ、とても美味しかったです。「ラフテー」は角煮のような食べ物です。数人の方はヤギ汁定食を召し上がっていましたが、とても美味しそうに食べられていたこともあり、次回、機会があれば、私も食べてみたいと思います。

※以下はランチ場所からの風景

 
 
 

 

 

その後、2日間にわたり、名護市民会館で催されている「TSUNAGU CITY 2026 in NAGOでのコンソーシアムの取組について視察に行ってきました。コンソーシアムとは、名護スマートシティコンソーシアム(https://smart-nago.or.jp/)のことで、名護を実験場として、参画企業がデジタルやビッグデータ等の先進技術を使ったサービス開発をしていて、そのお披露目の場が、上記イベントになります。

「World App」という個人情報の共有が必要のない次世代の決済アプリの体験や、沖縄という島国だからこそ必要な民間救急企業フィルタスの紹介など、新しい仕組みのサービスをいろいろ体験したり、お話をお聞きしたりすることができました。

その後、名護市内に行き、まちなかを視察します。金曜日の昼間にもかかわらず、市内はあまり人通りが多くありませんでしたが、飲食店は多かったですね。きっと夜になると、いろいろな場所に行っていた人が戻ってくるのかもしれません。その日の夜、戻ることになるのですが、夜は人が多く、どこも繁盛していたように見えました。

※名護市観光のカジュマルの木と桜並木

 
 
 

 

 

津嘉山酒造所(https://www.awamori-kokka.co.jp/)という場所にも足を運びました。戦前からある酒造所ですが、米軍が指令室として使用していたようで、今でも戦いの後が見て取れました。

10分ほどしか時間がない中、オーナーさんが大急ぎで歴史を語ってくださり、いろいろな泡盛を試飲させていただき、とても美味しかったので、国華という泡盛を1本購入させていただきました。

 
 
 

 

 

その後、2日目最後の視察場所になる 1994年設立の公立大学法人名桜大学(https://www.meio-u.ac.jp/)を訪問します。視察先が多かったこともあり、結構疲労が溜まっていましたが、最後の気力を振り絞って向かいました。

設立30年ぐらいの新しい大学ということもあり、とてもキャンパスはきれいで、また名護市ということもあり、とても広大な敷地の中にありました。場所の説明を受けても、今どこにいるのかわからないレベルでした。どの場所でも聞く話でしたが、名護市民を含む沖縄県民は、Uターンの比率がとても高い県民のようです。大学を卒業した後、都会には出るようですが、3,4年すると、生まれ育った場所に戻りたくなるようで、Uターン率が高いようです。そういう県民性もあるので、逆に都会で諸々スキルを教えて、リモート地としての名護や沖縄で、リーダー的存在として活躍してもらうのが1つのモデルのようです。ちなみに都会としての候補は、近畿より関東が多く、東京というより東京周辺の一都三県が多いとのことでした。

その後、TSUNAGU CiTY 2026in NAGOウエルカムレセプションを名桜大学で催すということで、そのまま大学に残り、参加しました。名護市長の話や沖縄のエイサー踊りなどの披露があり、とても楽しく歓談し、食事も堪能させていただきました。

 
 
 

 

 

その後、折角の機会なので、このツアーの参加者数名と名護のまちなかに繰り出し、お勧めの居酒屋で名護話に盛り上がり、そのまた流れで現地のスナックに行き、お酒を堪能しました。そこで別グループの人が沖縄に纏わる歌を歌っていましたが、BEGINの「島人ぬ宝」の大合唱はすごい迫力でしたね。みんな沖縄が大好きと伝わる最高の思い出の1つです。

明朝も早いので、後ろ髪をひかれる思いで、ツアー参加者とホテルにタクシーで帰りましたが、約30分ノンストップでしたが、名護市から今帰仁村までまあまあの距離で、調べたら15kmほどありました。

最終日とツアーを終えた感想

最終日はオリオンピールエ場見学ということで、オリオンハッピーパークに朝から向かいました。昨年まではこの見学は入っておらず、今回初めての企画とのことでした。

オリオンビールはご存じの方も多いと思いますが、沖縄のブランドビールで、沖縄県では最大のシェアがあります。いろいろな施設を拝見しましたが、ここまで来るのは紆余曲折、山あり谷ありの歴史があったようです。
設立は昭和32年(1957年)で、戦後復興の志から、アメリカ統治下の名護市で、沖縄ビールとして設立されたのが始まりです。現在はアサヒビールと提携して、アサヒビールの製造や販売も行っているようです。

ビール工場見学のいいところは、見学最後にビールの試飲があるところですね。生ビール2杯か、飲めない人向けに缶ビールを持ち帰ることもできるようです。私は1杯生ビールをいただき、缶ビールも1本お土産としていただきました。朝でしたが、ビールに舌鼓を打ち、名護話でツアー参加者の方々と盛り上がりました。

 
 
 

 

 

その後、バス移動で、道の駅「許田」やんばる物産センターで、お土産を買い、那覇空港で終わりを迎えます。

多くの施設を巡る名護市視察ツアーでしたが、あっという間のひと時でした。多くの施設を案内いただいたので、名護市のことがよくわかり、本当に住んでみたいし、関係を持ちたくなりました。いきなり名護市に拠点を設けられるほど、弊社には体力がありませんが、川崎市のツアー参加企業の方々とも、誰かが束ねてくれたら、関わりやすいね、という話をしたりしています。ツアー参加者とツアーを紹介いただいた財団の方々とも、川崎で名護市の話で盛り上がる会を4月に実施する予定です。

いつになるかわかりませんが、名護市と関係を持ち、名護市が第2の故郷になる日を夢見て、日々精進していきたいと思います。

今回の企画立案、実施など、細部にわたり進めていただいた特定非営利活動法人NDA(名護経済特区開発機構)の方々を含め、名護市でお世話になった方々に感謝をしつつ、このブログを終えたいと思います。

皆様、本当にありがとうございました。

<<前の記事へ

ニュース

News

PAGE TOP